記事: 愛犬の歯石取り、やった方がいい3つの理由|死亡リスク18.3%のデータも

愛犬の歯石取り、やった方がいい3つの理由|死亡リスク18.3%のデータも
「歯石取りって、うちの愛犬にも必要なの?」
「歯みがきさえしていれば、大丈夫?」
そう思っている愛犬の飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は、愛犬の歯石取りをおすすめする3つの理由を、データとともにお伝えします。

歯石とは?放っておくとどうなる?|愛犬の口腔ケア
実は、3頭に1頭のわんこが「歯周病予備軍」といわれるほど、口腔トラブルは愛犬にとって身近な悩みです。
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▍歯石とは?
歯石は、食べかすと口の中の細菌が混ざってできる「歯垢」に、唾液中のミネラル成分が結びつき、石のように固まったものです。
▍愛犬の歯石はどれくらいでできる?
犬の口の中は人よりアルカリ性に傾いているため、歯垢が歯石に変わるスピードが速く、3〜5日程度で歯石化するともいわれています。
(人間の場合は20日程度かかるとされています)。
歯垢のうちは歯みがきで落とせますが、歯石になってしまうと、歯みがきでは取り除けません。
▍愛犬の歯石を放っておくと?
愛犬の歯石を放っておくと、歯茎の腫れや出血、口臭、歯のぐらつきの原因になります。
さらに近年では、歯周病菌などが血流にのり、心臓・腎臓・肝臓といった全身の臓器の健康に影響を与える可能性も指摘されています。
「痛そうにしていないから大丈夫」と思われがちですが、歯周病は目立った痛みが出にくいまま、静かに進行しやすいのが怖いところです。

歯石取りをおすすめする3つの理由
「病院で歯石を取ってもらった方がいいのはわかるけれど、麻酔をかけてまで…」と迷う方も多いはず。
でも、もし愛犬の体の中で、気づかないうちに悪い変化が進んでいるとしたら…?
ここでは、歯石取りをおすすめする理由を3つに分けてご紹介します。
▍① 歯周病が全身の健康リスクにつながる可能性がある
愛犬の歯周病を放置すると、細菌が血流にのって全身をめぐり、他の臓器に影響することがあります。
実際に、歯周病が進行している犬は、そうでない犬に比べて慢性腎臓病の発症リスクが2.3倍、心臓の弁に感染が起こる心内膜炎のリスクが6.3倍高いという報告もあります。
お口の中だけの問題と思われがちですが、実は全身の健康に関わるサインです。
▍② 歯科先進国アメリカでは、年1回の歯石除去がスタンダード
アメリカでは、動物病院の業界団体であるAAHA(全米動物病院協会)が、麻酔下での口腔内検査と歯石除去を年1回のペースで受けることを推奨しています。
歯みがきだけに頼らず、プロの手による定期ケアを組み合わせるという考え方が、すでにスタンダードになりつつあります(何歳から始めるべきかは後ほど詳しく解説します)。
▍③ 年1回の歯石除去で、死亡リスクが低下したという報告も
2019年に発表されたAAHAの報告では、年1回の歯石除去を受けていた犬は、受けていなかった犬に比べて死亡リスクが18.3%低かったというデータも紹介されています。
もちろん歯石取りには全身麻酔が必要になるため、「預けるのが不安…」という気持ちもよくわかります。
現在は事前の血液検査や麻酔中のモニタリング体制が整い、健康な状態であれば安全性は高いとされていますが、持病がある場合などは、かかりつけの獣医師とよく相談しながら進めてあげてくださいね。

愛犬の歯石取り、何歳から始めればいい?
「うちの子はまだ若いから大丈夫」と思っていませんか?
歯石は年齢に関わらず、歯みがき習慣がないと数か月単位で付着が進みます。
AAHAのガイドラインでは、小型犬は1歳、大型犬は2歳を目安に、まず一度は麻酔下での口腔内検査と歯石除去を受けることが推奨されています。
「何歳から始めればいいかわからない」という方は、まず歯の色や口臭など、日々のチェックから始めてみてください。
気になるサインがあれば、年齢に関わらず早めに獣医師に相談するのがおすすめです。

愛犬の歯周病・口腔ケア|自宅でできる予防
▍自宅でできる予防とケア
毎日の歯みがきは、歯石になる前の「歯垢」の段階で取り除ける、もっとも基本的な口腔ケア。
難しい場合は、歯みがきふりかけやデンタルガムなど、その子に合った方法を探してあげてください。
また、毎日のフードで口腔内のコンディションをサポートすることも一つの視点として知られています。
Buddy-Buddyの腸活&口腔ケアドライフードには、海藻由来の口腔ケア成分「アスコフィラン」を配合しています。
また、腸内環境を整えることで全身の免疫・炎症バランスを整え、歯茎が炎症を起こしにくい体づくりをサポートすることも役立てます。
歯みがきが苦手な子でも、毎日のごはんから無理なく口腔ケアに取り組めるフードですので、ぜひお試しください。
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▍まずはかかりつけ医へご相談
まずはかかりつけの獣医師に、愛犬の年齢や持病、歯石の状態を相談してみましょう。
健康状態によっては、体への負担をできるだけ抑えながら実施できる方法もあります。
歯石取りは「怖い処置」ではなく、愛犬の健康寿命を守るための予防医療のひとつ。
病院でのケアと、毎日の自宅ケア、両方をできる範囲で続けてあげてくださいね!
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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療を推奨するものではありません。気になる症状がある場合は獣医師にご相談ください。









